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東京医科歯科大 I医師、診断初日 [脊髄小脳変性症]

今日の医科歯科大の診察は、主治医が変更になってから初の診察だった。3月末で前任のT医師が退職されて、僕の主治医を引き継いでくれたのがI医師だ。T医師の上司と言うことなので歳のいった人を想像していた。が、呼ばれて病室にはいると予想とはだいぶ違っていた。
T医師から、かなり具合の悪い患者との申し送りがあったのか、病室に入るといきなり「あ、すみません。ゆっくりでいいですよ。すみませんね。ドアも開けずに」
というわけで、とても親切で、優しい(そして、まだ若い)医師だった。

最近思うのだが、僕は、僕が思っているより遥かに症状が重い患者なのだろうか。
本人はしっかりしているつもりなのだが、妻には杖を持つように勧められたり、電車やバスでは必ずと言っていいほど席を譲られる。う〜ん。微妙だ。

それはそれとして。I医師は引き継ぎのカルテを読みながら、問診をしてくる。
医科歯科大に通ってきたのは2006年1月からで、MRIに脳挫傷の跡が写っていたことは2000年に転倒事故で頭蓋骨骨折などをしたときのものであることなど。生活で一番困っていることは、歩行時にバランスが取れないで、後ろに転びそうになること。手すり無しでは階段の上り下りができないこと。まっすぐ歩くことは何とかできるが方向転換のときにバランスが崩れること。
そして、医師が動かす指先を目で追う、眼球のテスト。左右で言えば右側、そして上下では(特に)上に眼球がいきにくい(これについては、自覚症状はある)ことを確認。あと、物は二重に見えることを告げる。それも眼球の動きで確認してもらう。
あと診察室を歩いて、歩行の具合も確認してもらう。
さらに、膝蓋腱とアキレス腱をハンマーで叩き、反射を見てもらった。これは気がつかなかったのだが、だいぶ反射が鈍っているようだ。

今日のところは、このくらいで、細かい診断は後日行うことに。
薬もとりあえずは今までと同じ内容でということになった。
ひとつ。先日咳が出るので近所の内科で処方してもらったホクナリンテープを貼ると、頭がすっきりするので「処方してもらえないか」とお願いする。
院内薬局にあるとのことで、処方してもらえることになった。
なんで頭がすっきりするんでしょうね? と逆に尋ねられた。「寝るときに貼ると呼吸が楽でよく眠れるんです」というと、納得した様子だった。

というわけで、詳しい検査や診察は5月23日、午前中に。


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