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自治医大病院で、パーキンソン病患者に遺伝子治療手術 [脊髄小脳変性症]

いま、テレビでニュース番組を見ていたら、すごいニュースが入ってきた。
自治医大で、パーキンソン病患者に遺伝子治療手術を行ったそうである。
ネットでのニュースで一番(?)早かったのはYOMIURI ONLINEなので、リンクを張っておく。
以前、(確か)医科歯科大の先生に聞いたところによると、パーキンソン病は中脳の黒質に異常があって、脊髄小脳変性症より疾患部位が狭いのだそうだから、すぐさま脊髄小脳変性症に適用できるわけではないが、朗報には違いない。
ここで注目をすると、記事の下に「関連情報」にこのニュースの経過が記されている。
◆パーキンソン病遺伝子治療申請(2006年2月2日)
◆パーキンソン病で初、遺伝子治療計画承認(2006年10月13日)
遺伝子治療が実際に行われるまでに、厚生労働省に申請が行われてから1年3ヶ月かかっている。
遺伝子治療も簡単にはいかないものだということも、頭の片隅にはきざんでおこう。


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コメント 5

セリカオ

脊髄小脳変性症といっても種類がいろいろあるのでなんともいえませんが、どうも私としては、小脳がだめなら大脳で動くと言う手があるではないかというように思うわけです。

『三手先を読んで動く』と言うような箇所を読みましたが、そういう動きはまさに大脳による運動の活性化を目指すようなところですね。


よく、この病気は進行すると手も動かせなくなると言うようなことを聞きますが、腕そのものは大脳からの指令で動くのが基本だと思いますから、動けなくなると言うのは、これはもしかしたら病気が原因ではないかもしれないのに、社会的に病気と言うことになっているから進行しなければならないと言う、無意識の遮断のようなものがあるかもしれませんね。


社会的束縛から解放されたものだけが救済されるものだと思います。つまり、仙人になれるような強い意志のない人は気の毒ですがだめだと思います。
by セリカオ (2007-05-08 14:31) 

kumi

たけさん、皆さん、こんにちは。
昨日は診察日だったので、自治医大でパーキンソン病患者に遺伝子治療を行った件について聞いてみました。今後の経過を見てみないと何とも言えないそうです。ただ脊髄小脳変性症の中でもその60%の病型に関してはアメリカで行われた治験でも、かなり良い結果が出ていて、この手の病気の中でもかなり、いろんな事が解明されてる病気だそうです。昨日、DNA検査を受けたのですが、結果が怖いです。今度は2ヵ月後です。
by kumi (2007-05-12 11:54) 

Littlemama

こんばんは。
私の母が亡くなり、通夜、葬儀と無事にすませました。
母に心配をかけまいと、夫の病をかくして来ましたが、病名は告げずに「病気で夫は足が悪くなっている。」とカミングアウト。
私がずっと腕を組んで過ごし、夫はころばず無事に葬儀は終りょう。
看護婦をしているおばには脳こうそくを疑われました。
それを聞いた私の姉が、「せき髄小脳変性症になる可能性がある人は少ないけど、脳こうそくになって、足が悪くなる可能性は、だれにでもあるのよね
。」と言っていました。
by Littlemama (2007-05-16 00:42) 

たけ

みなさん。コメントありがとうございます。

kumiさん。僕も今度の診療日にこの手術のことについて尋ねてみようと思っています。でも、手術が行われるといっても自分が手術を受けるかといったら、難しい選択ですよね。手術は失敗すれば死ぬかもしれないし、でも脊髄小脳変性症の場合は(僕の場合はですが)日に日に日常生活は不便になっていっているもののすぐには死なない。ある掲示板では否定的な意見も多い手術ですが、今のところはこういった手術を受ける勇気は出にくいのが本音です。でも、治るなら早いほうがいいのだろうし、難しいです。僕のDNA検査は、頭蓋骨骨折で入院しているときに調べられたので(同意書みたいな記憶はないのですが、妻が同意したのかな)、ドキドキとか不安とかを感じたことはなかったのですが、kumiさんのように結果がいつ出るというのがわかっているのも、こわいですよね。いずれにしても、前向きにとらえて頑張りましょう。

Littlemamaさん。僕も、父の葬儀には出席したものの、妻のお父さんの葬儀は遠かった(東京から四国)こともあり、仕事の都合でと言うことで欠席してしまいました。ご主人は無事、大役(!)を果たして立派なことです。お疲れさまでした。
by たけ (2007-05-16 22:33) 

くみ

Littlemamaさん、お母様を亡くされ、ショックだったと思います。またそんな中、ご主人を気遣われ、通夜、葬儀と大変だったと思います。
また、たけさんのおっしゃる通り、ご主人も無事、大役を果たして立派なことです。お疲れさまでした。
私も父が亡くなった時には、葬儀が済み落ち着いた頃に、父を思い出して涙が出ました。今は父が脊髄小脳変性症だっと知り、父の気持ちを思うと無念でなりません。もっと優しくしてあげれば良かった。もっといろんな話をしたかった。
by くみ (2007-05-17 21:32) 

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